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問題犬

2008/5/19

先日、カバさんのお宅で一時預かりをしていた柴犬の栗太郎くんがトライアルに入りました。

この栗太郎くん “無駄吠え” “お散歩中の引っ張り” などで手に負えないと言われ一度トライアルから戻って来ました。

カバさんのお宅では多少症状はあったものの、手に負えないという程ではありませんでした。そのため、カバさんはブログ中で「とても扱いやすい良い子」と書いていました。

栗太郎くんは自己主張が強く頑固な一面を持っていましたが、柴犬には珍しくおおらかな性格をしています。そんな栗太郎くんの性格を見抜いたカバさんは栗太郎くんに流されずに主導権を渡すことなく管理し、上手くコントロールしていました。

たくさんの犬を入れ替わり一時預かりをしているうちに、カバさんご自身の腕が上がっていることに気が付かず、何もしなくても良い子にしている扱いやすいこと思ってしまい、ブログに書いてしまったんですね。そして、犬を飼う事は初心者の方にお渡ししてしまいました。

お渡しする際には、事前に想定される問題行動とその対処方法はお伝えしていましたが、上手く対応することができず残念なことに “問題犬” というレッテルを貼られ「どうしてこんなに変わってしまったの?」とびっくりするくらいに悪い癖が付いて戻って来ることになってしまいました。

どんな犬もそうですが、日常生活の中でちょっとした仕草や行動、鳴き声で人間の反応を観察しています。そして何をしたら人間がどんな反応を返して来るかを学習して自分の得となるものを探し出しています。

その結果人間は犬にコントロールされ振り回されることになってしまうのです。

しばらくして栗太郎くんに新たなご家族からのお声がかかりましたが、このご家族もまた犬を飼う事は初めてでしたので、保護団体の方はまた失敗したら栗太郎くんのために良くないと思い、お断りするつもりで厳しい条件を提示しました。

その条件とは犬を向かい入れる前にトレーナーによる犬のしつけについて勉強すること、そして向かい入れてからは犬と一緒にしつけを勉強することでした。

保護犬を受け取る際の条件としては異例ですし、お金もかかることなので断られるだろうと思ったら、なんと熱心なこのご家族はこの条件を受け入れて下さいました。

そして飼い犬がいなくてもしつけを教えてくれるトレーナーをショップやインターネットで探し、数え切れないほど何軒も問合せましたが全て断られ、その上「そんな問題犬の柴犬なんか飼ってはいけない!」と叱られたのに諦めるのではなく、泣く泣く私のところにご相談か来ました。

私としては以前から犬を飼いたいと思った人は誰でもこのように事前に犬について学び、知識と心の準備をしておくことは必要なことだと思っていたので大歓迎でお受けしました。これ程までに惚れ込まれた栗太郎くんは本当に幸せ者です。


準備に準備を重ね、先日栗太郎くんは順調にトライアルをスタートすることができました。

この保護団体のトライアル期間は1ヶ月です。無事に終了する事を祈っています。
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