スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ごめんね

2007/12/19

この柴犬を私が抱いて歩いていたら、

「きつね!きつね!!」

と大人が本気で間違える程の細身でしたが、とても丈夫な身体を神様から授かっていました。

それなのに、1歳に満たない時期に私が床の上に落としてしまい、以来てんかん持ちとなってしまいました。

「ごめんね。」

そして、大好きなお散歩に行くことが出来なくなりました。

お散歩が大好きなあまり、興奮して発作が起きてしまうからです。

幸運にも、発作を起すパターンが “お散歩” と解っていたので、投薬治療をせずに済みました。

てんかん様発作には、下半身だけや片手だけといった、部分的にけいれんを起すものもあるようですが、この犬の場合は全身けいれんで、仰向けになったまま硬直していました。

排泄物も出てしまい、初めて見た時には何が起きているのか理解できず、驚きました。

ある日のお散歩の途中で、発作を起していたのですが、私より後ろにいたので、私は気付かずに走り続けていました。

急にリードが重くなり、振り返ると仰向けになったまま引きずられていました。

「ごめんね。」

私は子どもでしたので、この体験はひどくショックで、二度とお散歩に連れて行くことはありませんでした。

お散歩は、犬にとって、そして飼い主とのコミュニケーションにとって、とても重要な時間です。

可哀想でしたが命には返られないので、連れて行くことを諦めました。

でも、この時住んでいた家の庭は広く、とりあえず走ったり遊んだりすることができました。

10歳頃でしたか、心臓に疾患があることが解った時、家の中で生活させようとしたのですが、外での生活に慣れているため、家の中では落ち着かず、すぐに出たがりました。

人間が人間の感覚のみで、犬に対して、良かれと思って行っていることの中には、犬にしてみれば、大変迷惑なことはたくさんあるということですね。

晩年は、心臓を患いながらも13歳まで私たちと生活を共にしました。

この犬もまた、市販のフードは食べていませんでした。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。