スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

初代の犬

2007/12/19

imgchiro1.jpg

我が家での初代の犬は、私の誕生の1ヶ月前に、近所で生まれた子犬を譲って頂いた、スピッツの雑種でした。

3歳でフィラリア症に感染し、当時の獣医学では首から数匹を取り除く、摘出手術をするものでした。

この時、獣医さんに

「雑種にこんなにお金をかけるくらいなら、血統証付きのいい犬が飼えますよ。」

と言われたらしく、両親がひどく怒っていたことを記憶しています。

40年も前のことですが、転勤で移動する際には、犬は飛行機で移動し、私たち人間は、車か新幹線の陸路での移動でした。次の転勤の時には、人間も飛行機に乗せて頂きました。

同じ年に生まれても、犬の方が成長は早く、いつまでも幼い私の兄的な存在で、何をしても全く怒らず耐えていたようです。

私自身、恐怖心を抱いた記憶もありません。

しかし、私の人間の兄に対しては、上下関係をはっきりとさせたかったようで、唸ったり、噛み付くふりをしたりと、脅かしておやつを奪い取ったりしていたようで、その関係は最期まで変わりませんでした。

この頃の犬は、番犬の役割を人間側が求めていた時代でしたので、殆どの時間を庭で過ごし、たまに家に入れる程度でした。

その仕事振りもなかなか優秀で、泥棒に入られることがなく、犬嫌いなお隣さんからも感謝され、旅行などで留守をした時には、餌を塀越しに与えてくれる程でした。


食事は、ドッグフードはあったものの、犬専用のごはんを買うという感覚は、まだそれほど定着しておらず、人間の余り物を与える時代でした。

それなのに、歴代の犬たちの中で一番のグルメ犬で、

・同じおかずは続けて食べない。

・蒸かしなおしたごはんは食べない。

・湿気たおせんべいは臭いを嗅ぐだけで食べない。

・ボケたりんごは臭いを嗅ぐだけで食べない。

・大量生産の菓子パンなどは食べず、パン屋さんの手作りパンなら食べる。

といった、すばらし嗅覚を持ったとんでもない犬でした。

(これは、食べないという犬の頑固さもありますが、心配して次々と美味しい物を与えた人間側の対応が大きく影響しています。)


こうして、獣医学的な栄養素の知識などない、母の手作りごはんで、フィラリアに感染しながらも、11歳6ヶ月、私たちと生活を共にしました。

関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。